高知市研究授業発表会(一宮小学校6年1組)

午後は前日に引き続き一宮小学校です。

この日も給食をいただくことになり、6年1組のクラスでみんなと一緒にいただきました。

質問をしてくれたり、世間話をしたりと子どもたちと楽しく過ごしました。

 

5時間目にはみんなの体育の授業に参加させてもらい、

バスケをして楽しみました。

久々のバスケでしたし、妻も経験者ではあるのですがバスケをしてる姿を見るのはお互い初めてでした。

校長先生なども来てくださり、5分ゲームを2本しましたが、もうヘロヘロで体力の衰えを痛感したものです。

何とか勝ちましたが子どもたちはまだまだ体力が残っていました。

(一宮小学校には教員時代の教え子が1名先生をしており、前日に久々の再会をすることが出来ました。バスケも子ども相手に一緒のチームで対戦しました)

その後はドッヂボール、しっぽ取りをして楽しむことが出来、みんなとの距離はさらに縮まりました。

 

放課後の時間、高知市内の先生方が多く集まり研究授業の本番です。

以前にお世話になった先生方も多く参加されており、嬉しい再会がたくさんありました。

 

授業は、

後輩(先生)の真剣な熱意のこもった言葉に子どもたちも答え、メリハリのついた授業が展開されていました。

前日の私の話を聞いての振り返り、そこから自分を8つの立場で考える。

①差別をする人~⑧差別をなくすために努力をする人

人は批判されることを恐れ無難な答えを出す人が多いと思います。

生徒のみんなはこの1年をかけて自分の想いをしっかり伝える授業をしてきています。

どの立場であるかを正直に話し発表もしてくれました。

 

自分は偏見はないがお友達が馬鹿にしているのを見て注意できるかは分からない

だけど⑧の立場になりたい

 

そんな話を涙ながらに話してくれていた子もいました。

後輩は時に生徒の感想文も用いながら他の生徒に考えさせる時間を多く作っていました。

 

5月に学んだときは①差別をする 立場だった子がなぜ⑧になったのか。

その過程が大事だと伝え、みんなは私と妻との出会いも大きかったと話してくれました。

 

最後に「みんなの普通ってなんですか?」と1人の生徒からの質問にみんなも考えていました。

 

自分らしく生きられる社会

同じ人はいないからその違いを認め合うこと

 

このような授業をされていることにとても感動し、最後に私と妻からも感想を伝えさせてもらいました。

 

私は決して素晴らしい話をしたわけではありません。

みんなの捉え方感じ方が素晴らしかったのです。

 

妻は涙ながらに話していました。

 

こんなに真剣に話してくれている姿に感動しました。

自分のことを伝えることは本当に怖かったりもすると思うのに、

私自身最初から⑧の立場ではありませんでした。

みんながこのように思ってくれたことに感謝しかありません。

 

この経験は私と妻にとってもとても大きな財産になりました。

この思いを他の学校でも伝えていかないといけないと感じました。

 

この2日間のみなさんとの出会いに心から感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。